ねじ等のファスナー類はありとあらゆるところで使われていますが、衝撃や振動などにより、ゆるみの危険に直面しています。一本のねじの緩みが原因で大きな事故が発生しないとも限りません。
そんな事故を未然に防ぐために、緩み止め剤は研究・開発されてきました。 緩み止め作用のメカニズムは、エポキシ樹脂と硬化剤との反応です。 マイクロカプセル化されたエポキシ樹脂がねじ締め込み時の圧力で破壊され、硬化剤と反応することで強力な接着効果を発揮します。
この緩み止め剤がプレコートされたねじは、通常のねじと同じように締め付けるだけでシール・ロック効果は発揮されるため、作業工程の簡略化にもつながります。
上記固着タイプの緩み止め剤以外にも、樹脂の抵抗により緩み止め効果を発揮する、抵抗タイプもございますので、様々な用途に応じて使い分けることも可能です。

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